~菊組 運動会~(R3/10/11・12)
10月11日(月)・12日(火)に年中菊組の運動会を行いました。両日とも雨が心配されたのですが、運動会の時間帯には降ることなく時折涼しい風が吹き、思い切り身体を動かすには絶好のコンディションで行うことが出来ました。新型コロナウィルス感染拡大予防対策として、年中組は3クラスと2クラス2日に分けての開催とし、入場者の人数制限もさせていただいた為、少し寂しい雰囲気になるかなと予想しておりましたが、他のクラス、他の学年の人たちが2階・3階からも声援や拍手を送り大いに盛り上げてくれました。園全体が、フィールドを取り囲むように観客席があるスタジアムと化していました。
オープニングを飾るのは「ぼよよん行進曲」にのってのバルーン演技。聴いていると勇気が湧いてくるリズミカルな曲に合わせて、バルーンを持ちながらみんな元気に行進したり格好良くポーズを決めたり。そうしながら様々な技も披露し、華やかに運動会が始まりました。
開会式と高松東幼稚園体操の後には「徒競走」。年少の時にはトラック内で12メートル程の直線を走りましたが、年中組ではトラックを半周ちょっと約30メートル走ります。運動会に向けて取り組み始めたばかりの頃は、カーブに入った所で近くの人と足がぶつかり合うなどして転ぶ人が多くいました。回数を重ねるに連れて、ただがむしゃらに走るだけでなくカーブでスピードを調整したり友達とぶつからないようにコース取りを考えたりする姿も見られるようになってきました。そして本番当日。大勢が観ている中で気持ちが大いに高ぶっているようで、入場の駆け足にも力が入ります。3~5人ずつスタートラインに立ち、一人ひとり名前をコールされてから手を挙げて応える様はオリンピック選手さながら。足がもつれて転んでしまったり途中で諦めかけたりする人もいましたが、全員が立派にゴールまで走り切りました。
少し息を整えてから、次は「表現 はらぺこあおむし」。年少の頃から親しんできている絵本の世界を身体の動きで表現します。素敵な音楽に合わせて一人ひとりが「あおむし」になるところもあれば、いろいろな物を食べて大きくなった「ふとっちょあおむし」をみんなで表現するところも。嬉しそうになりきっている姿から、子どもたちが曲も振り付けも大変気に入っていることがよく伝わってきます。最後は、さなぎから蝶になり美しく羽ばたいて飛んでいきました。小さな卵から蝶になるまでの成長劇と子どもたちの実際の成長がリンクし、しっかりとお兄さんお姉さんになっているなと実感させられる見事な「表現」となりました。
最終種目は「親子サーキット」。大好きなお家の方と一緒に跳び箱や平均台などの障害物を乗り越えて、ゴールの表彰台で担任の先生から金メダルをかけてもらいます。そして表彰台を降りるとお父さん・お母さん(元気におばあちゃんも参加してくださっていました!)から熱いハグ。金メダルを貰った嬉しさが2倍3倍、いや何百倍にも膨らんだことでしょう。頑張った子どもたちはもちろん、颯爽と跳び箱を跳んだり優しく見守ったりする保護者の皆様の姿もとっても素敵でしたよ。
閉会式後、ご褒美のボールやジュースを手にお家の人と帰る子どもたちは笑顔笑顔笑顔。自分の力を出し切ったり友達や先生と気持ちを合わせたりして、大きなことをやり遂げた達成感や満足感でいっぱいな様子でした。応援そして競技にも参加して一緒に運動会をつくってくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。これからも園で生き生きと思い切り運動を楽しんでいきたいと思います!!