鬼は~外!福は~内!!
節分と言えば、2月3日と思いがちですが、今年の節分は2月2日でした。立春の前日ということで、暦上変動があるようですね。
「節分」と聞いて連想される物を子どもたちに聞くと「豆まき」「恵方巻き」「鰯」「ヒイラギ」…そして子どもたちにとって昔も今も変わらず怖い存在の「鬼」!!季節行事を大切にしている幼稚園。節分の日が近づいてくると子どもたちは「鬼来る?!」と言い始めます。
もちろん毎年恒例でやってきます!!
鬼が部屋に入ってこないように保育室入口には、鰯の頭とヒイラギを飾り、子どもたちはスモックを着て、ポケットに豆を入れて準備します。「自分の中の悪い鬼をやっつけよう!」「鬼が来ても嫌いな豆を持っているから大丈夫!!」と気持ちも準備万端。
さあ、園庭に出て豆まきの始まりです!!
どこから現れるか分からない鬼にキョロキョロ…鬼の姿が見えると「キャ~」と大きな悲鳴が上がります!「鬼は外!」と勇敢に真正面から豆を投げる子、逃げながら豆を投げる子、涙を浮かべながら隅の方から豆を投げる子…参加の仕方はみんなそれぞれです。
豆を持っている間は少し強気な子どもたち!豆がなくなると…大慌て!!「豆、豆がない!」「豆ちょうだい!」と必死です!力が入り過ぎて転んでしまう子もいます。鬼が気づき助けようとするのですが、子どもたちにとってその相手は「鬼」!なので自力で立ち上がり逃げます!ジェスチャーで鬼に「豆ちょうだい」「タッチしよう」と話しかけられたり、抱っこして写真を撮ったりした子もいました!震えたり固まったりしながらも鬼の問いかけに一生懸命勇気を出して応えていましたよ!
鬼が帰る頃には「バイバイ」と手を振る子どもたち。鬼と少し仲良くなれたようですね。
いろいろなエピソードが残る豆まき。「鬼さんって優しいのかも…」「友達になりたいのかも」という思いも生まれたようです。勇気を出した分、心の中の悪い鬼はきっと退治できたことでしょう!
- 「鬼が来た!!」
- 「鬼は外!!」
- 「鬼だ~」
- 悪い鬼をやっつけるぞ!
- 「待て~」本当の「鬼ごっこ」
- 「豆ちょうだい」「どうぞ」ヨシヨシ。
- 先生が鬼から守ってくれた!