～りんご・みかん・いちご組 運動会～（R３/１０/２２）

　10月22日(金)に0･1･2歳児(いちご･みかん･りんご組)の運動会を行いました。この週に入って数日少し肌寒い日が続いていましたが、この日は気持ちのよい秋晴れの運動会日和。久しぶりに気温も上がって、園庭に出てきた子どもたちの表情も晴れやかです。
　0歳児いちご組さんはお家の人と一緒に開会式に参加。1歳児みかん組さんと2歳児りんご組さんはお家の人と離れての参加です。涙する人も数人いましたが、ちゃんと自分の位置に立って立派に開会式に参加しました。3～5歳児の運動会では準備運動として「高松東幼稚園体操」という本園オリジナルの体操をしているのですが、少し動きなどが難しいところもあるということで、0～2歳児は「はとぽっぽ体操」に。鳩のように軽快な動きで、首や手足をしっかりと動かしました。
　最初の競技は「かけっこ」。いちご組さんの保護者はスタートまで一緒にいて、スタート時にゴールの向こうへ。一瞬離れたお家の人を見つけると一生懸命に駆け寄って行きます。およそ6メートルの距離でも0歳児にとってはとても遠くに感じられることでしょう。どうしても足が前に進まない人は先生に抱っこされてゴールまで。お家の人の腕の中で最高に嬉しそうな笑顔が見られました。その後に走るみかん組さんは最初からお家の人はゴールの向こうに。走る距離も少し伸びますが、前日まで走り出せなかったり途中で止まったりしていた人もしっかりと走り切りました。やっぱりお家の人の力は大きいですね。最後のりんご組さんは更に距離が伸びて、お家の人はゴールには来ずに周りから観ています。走った後も自分たちで座って友達を応援。走る力強さだけでなく、走る前後の自立した姿からも子どもたちの成長が感じられました。
　いちご組親子競技「リスさんまっててね♡」とみかん組親子競技「みかんkid’ｓのだいぼうけん！」では、お家の人が抱きかかえたりおんぶしたりしながら一緒に様々な難関をクリアしていきました。りんご組の「サーキット遊び～走って跳んでがんばります！～」は、日頃から親しんでいる平均台や鉄棒などを使って、「バランスをとって歩く」「跳ぶ」「ぶら下がる」「投げる」などのいろいろな動きを披露しました。中には鉄棒にぶら下がった後に一回転する人もいて驚かされました！
それぞれの年齢に応じた親子遊戯も楽しみ、最後はりんご組親子による「デカパン競争」。本来でしたら各チームで一つのデカパンを回してリレーするものですが、コロナ対策として今回は各親子にデカパンをお渡しして最初からみんな履いて始めることに。実は、子どもたちもこの日が初めての「デカパン競争」でしたのでかなり手間取るのではないかなと思っていましたが、お家の人が上手にリードして4チームともすんなりとゴールできました。あっという間にゴールしたので、まだまだ走りたい様子の子どもたちでした。
　閉会式は各年齢で競技終了ごとに３回行いました。身体を動かすと少し暑いくらいの天候になりましたが、子どもたちは最後までしっかりとやり切って満足感いっぱいの表情でした。保護者の皆様も最後の閉会式まで参加してくださったり温かく見守ってくださったりしていただき、本当にありがとうございました。子どもたちにとって、そして保護者の皆様にとっても嬉しく楽しいひとときになっていれば幸いです。私たち教職員にとっても、笑顔いっぱいのとても幸せなひとときでした！！
　これで９月末の年長組から各学年ごとに分散して行ってきた「認定こども園 高松東幼稚園　運動会」が全て終わりました。どの日も雨に降られることなく予定通りの日程で行うことができ、天の神様にも感謝です！それぞれ十分に力を発揮して多くのことをやり遂げ充実感を味わったことで、みんなが走ったり踊ったりして身体を動かすこと、そして「運動会」というものを楽しいな好きだなと感じられていることを願っています。次は11月末の「造形展」に向けて、芸術の秋も満喫していきます！！